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iwatemo Production Studios
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IWAIZUMI JUNBOKU FURNITURE Inc.
[木製の椅子]
岩泉純木家具が家具づくりで一番大切にしているのは、木の個性を活かすこと。 同じ種類の木でも、どの丸太を使うか、どんな厚さや角度で切るかによって、全く違う板になるからです。 iwatemoの家具では、木の密度が高く、丈夫なホワイトアッシュを使用。より木目の美しい部分を切り出し、 その個性を最大限に活かせるように、家具づくりを行います。一つの家具を作るのは、一人の職人。 あらゆる樹種や家具を手がけてきた経験と技術を生かし、材木選びから仕上げまでを一貫して製作しています。
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PORCELAIN STUDIO TOURAI
[陶器]
陶來がつくるiwatemoの磁器は、一つひとつ、手轆轤によって成形されています。 そのため、手づくりならではの柔らかな風合いがあり、透明感のある肌合いと壊れにくい丈夫さが特徴です。 原料には、九州原産の天草陶石を使い、釉薬には岩手産の天然木灰を使用。強度を増すために、 通常の1.5倍の25時間をかけて焼き上げています。一番気を使うのは、轆轤での造形。 デザインの美しさはもちろん、手にしっくりとなじむ感触を大切にしながら、使い手の発想が広がる シンプルな器を作っています。
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SANKYO KINZOKU Inc.
[鉄瓶]
岩手の工芸品として、江戸時代から受け継がれてきた南部鉄器。製作工程は、鋳型づくりから 仕上げまで数十工程にも及び、非常に高度な技術を要します。その一端を担う工房として、三協金属は 鉄器づくりを手がけてきました。iwatemoのケトルは、伝統の技を活かして作り上げた新しいデザインの 鉄瓶。美しいシルエットを実現するため、約1500℃に熱した鉄を鋳型に流し込む「鋳込み」作業を中心に、 工程ごとに試行錯誤を重ね、改良を加えました。こうして作り上げた鉄瓶は、とても丈夫で、一生もの として愛用することができます。